求人で求められる料理人の人物像は?

料理人 求人

求人で求められる料理人の人物像は?

飲食業界は慢性的な人手不足です。求人を出す企業は多額の広告費を費やしっても人材確保が急務です。

私の在籍する企業も60店舗を抱え、その年商は80億円を超えます。
しかしながら社員が不足しているため、管理職が社員の休日を確保するために休まず働いています。

さらに、社員不足は店舗運営にも影響します。
通常、各店舗料理中1名、店長1名は最低割り当てられます。
しかし、小規模店は一人店舗(店長兼料理長)の店舗に減らして営業している状態です。
正直、兼務のつらいところは、仕事量の多さと精神的ストレスです。
助けも無く、相談相手もいません。孤独です。

このような状況を回避するために、飲食業の求人は常にあります。

では、企業が求める料理人の人物像はどんな人でしょうか?

料理人でなくてもOKです。正直で素直な人。

料理人でなくても問題ありません。料理人に育てます。

人間関係において最も大切なことは、お互いを理解して、認め合うことです。
技術や知識は必要に応じて学び、習得するものです。
新入社員がどの程度の料理技術と料理知識を持っているのかを客観的に評価し、足りないことを教え、良いところは伸ばすだけです。

なんでもできて、なんでも知っている料理人はごくわずかです。
今、出来ないことがあっても、デメリットにはなりません。
だから、今料理人である必要もありません。
だんだんと料理人になっていくものです。
私もそうやってきましたし、今もその途中です。

厨房設備機器類の進化とオペレーションマニュアルの充実

10年も前なら経験豊富な料理人でなければできなかった料理も、今は、機械が代わりにこなしてくれます。
つまり、専門的に料理を修行する必要がなく、機械の操作を覚えれば正確な料理の再現が可能になったわけです。多くの料理経験を必要としない理由がここにあります。

さらに、誰でも料理提供ができるように調理オペレーションマニュアルマニュアルもとてもよくできています。

今や、オペレーションマニュアルのない店舗はないです。逆に言えば、オペレーションマニュアルなしに営業は不可能でしょう。

つまり、料理の仕事もその他の異業種の仕事と比較しても特別な仕事ではないのです。

作業に近いと言えます。

しかしそれ故の落とし穴があります。

食中毒、遺物混入などです。

衛生管理の意識の低い人間が、作業として料理を作るとこのような落とし穴にはまり、大事故になることがあります。
食中毒や異物混入で人を傷つけるだけでなく、企業も重大な危機に立たされる場合があります。

オペレーションマニュアルには、このような事故が起こらないように考えが反映されたものもあります。

学ぶ姿勢と謙虚な取り組み

進化した厨房機器、完璧なオペレーションマニュアル。

これだけでは、お客様に満足していただてる料理はできません。

マニュアルがあるから大丈夫、簡単です。とは、なりません。

ただ、なんとなくつくっては、美味しい料理は再現されません。
料理のコツは、活字や映像には表現しにくいのです。

自らの感覚と味覚で覚える必要があります。

常に、新しいことを学ぶ姿勢と教わる謙虚さがあれば、周りの仲間がちょっとしたこつを教えてくれます。

料理人でなくてもOKです。正直で素直な人は料理人になります。

今、料理人は誰でもなれるではなく、誰でも料理人になれる時代に変わりました。

以前なら、つらい修行で習得してきた料理も、企業側がすべて教えてくれる準備が整ってくれます。

有り難いことに、お客様に美味しいと言ってもらえる料理が作れるまで仲間がサポートしてくれます。

「ありがとう」と「すみません」が言える人間なら無理なく始められる職業です。

大変なこともたくさんありますが、うれしいこともたくさんあります。

だから、20年も料理人を続けてます。

是非、美味し料理をたくさんお客様に提供してください。

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